2016-10-31 詩と挿し絵1 イラスト 詩 「矛盾する輝き」 輝く王者は小首をかしげた。たくましいオトナに一時の安らぎを与え溺れたようにみせてみた。 輝く王者は僕のこと。存在するものに媚びやしない。ボトルに一滴たりと なくなっても、小首をかしげ 笑ってる。 中身を知るなんて余地もなく、与え続けたの、安らぎを。増しやしない中身に希望をつめて目玉が落っこちるほど覗くんだ。 輝く王者は僕のこと。一滴のこらず なくなっても、知らないフリして かしげてる。